集中できない状態を防ぐために
これは何?
自分はどうして集中できない状態になってしまうか、どう自分を集中の状態に持っていくのがベストかについて、ある程度言語化したほうが良いと考えたので、記事に残します。
やってみると面白いのに期限ぎりぎりまで放置して中途半端な成果を提出する現象の原因、ちゃんと言語化したいのだけれど何が原因なんだろう。 放置すれば悪化の一途をたどるしかないはずなのに、何に恐れて、タスクを放置してしまうのか。。。
izuna385 (@izuna386) March 19, 2019
集中できない場所の条件は?(具体例とセットで)
- 転がることができてしまう場所
例:自宅、大学のシアターラウンジ
転がれてしまうと、すぐ眠るムーブに移るため - 同様に、人の目が全くない場所
例:自宅
すぐニコニコ動画に移ってしまう。 - 机がかなり狭い場所
例:自宅(そもそも机がない)、喫茶店の一人席 - 目が合わざるを得ない場所
例:スターバックスによくある、8人がけ程度の対面テーブル
ノートの上端や、Wifiを切り替えるための右上に視線が移動しづらくなる。 - 一度休憩を入れると、10分以上は休憩してしまえる場所
例:喫茶店から外に出ると、なんば駅周辺にいた場合散歩してしまう。
また、15分以上の休憩を挟める場所にいると、集中状態がリセットされてしまう。 -
逆に、休憩が自由に取れない場所
例:喫茶店では、トイレに行くか店の外に出るぐらいしか、休憩の選択肢がない。
- 後ろからの目が少し気になりすぎる場所
例:研究室の机
あまりに人通りが多く、冷蔵庫が近かったこともあり、近日引っ越しすることにした。
ただし、本当に誰の目にもディスプレイが見えない場所だとだらける可能性はある。今より人通りは少ないが、ディスプレイが他の人からも捉えられる机に引っ越す予定である。 - 研究室のキーボード音、特に同期の音が聞こえてしまう状態
比べても意味がないことがわかっているのに、不安になる。
必ずヘッドホンをする。
集中できない状態は?
- 獲得的セルフ・ハンディキャッピングの、負の連鎖に陥っている状態の時
まずこの状態になってしまうと、当て所なく散歩したり、コンビニに寄ったりする状態になり、タスクは一向に進まなくなる。
こうなるともうダメで、寝るぐらいしかリセット方法がないように(その状態の自分にとっては)感じられてしまう。そうならないよう、事前に止める必要がある。対処法は次の項目を参照。 - 今日一日で何をすべきかを、何らかの媒体に書き出していなかったり、わかっていない状態の時
本来やるべきことがたくさんある状態であるのに、紙に書き出すことさえ後回しにしてしまい、タスクがどんどん膨れ上がるかのように感じられ、獲得的セルフ・ハンディキャッピングは発動しやすくなる。そして、頭にもやがかかった状態になり、何も手がつけられなくなる。
典型的なADHD的ムーブだと思われる。
対処法としては、朝に簡単なことを一つ済ませた勢いで、そのまま紙やTrelloに書き出しを行うというのが有効かもしれない。 - 頭のもやが取れていない状態の時
特に、朝起きた直後がその状態。何をすればいいかがぼんやりとしていて、だけども何もやる気が起きない状態
対処法としては、簡単なタスクを一つ終わらせる。それを行うことが自分にとって価値があると、腑に落ちてわかっているもの(例:今日の分のサーベイする論文のタイトルだけをgithub wiki に追加する などの粒度で)だとなお良い。
- 休憩を長め(15分〜)に取ってしまったとき
休憩は重要だが、長めに取りすぎると頭の回転がリセットされてしまう。
すぐ立席して、すぐ戻れるという意味でも、研究室の机が一番集中しやすいのではないかと思う。
どうしたら、獲得的セルフ・ハンディキャッピング状態で一日を無駄にせずに済む?
- 次の日の朝に一つだけ行うタスクを決める。それを自分のgithub wikiの研究日誌に残し、次の朝に見る。
封筒を出すなり、〇〇さんにメールを多くるなり、小さなことを一つ次の日の朝に終わらせる。それをマッチの火種にする。 - 朝に誰かと、小一時間話す
秘書さんでも、大学に来た他の人でも、事務的な用事により発生する会話(教務課、郵便局など)でも良いが、誰かと話す。
どうしたら集中できるか、については「気づいたら集中していた」ということが多いので(今この記事を書いているときもそう)、特に書くことがないです。
繰り返しになりますが、朝一でなにか簡単なことを終わらせて達成感を得る、というのがあると、次のことに移行しやすいと感じています。
追記 2019-04-01
どうしたら集中している状態に移れるか?
多分、問の立て方が間違っていそう。
この問だと、「集中している状態」に持っていくまでのハードルが無意識に高いものとして前提に存在してしまうことになる。
そうではなくて、1分やったら終わり、1分だけやったら休憩する、などして集中状態に持っていくためのハードルを極限まで下げると良さそう。
まだ他にも、トリガー(集中できない、獲得的セルフキャッピング状態につながるトリガー/集中している状態に持っていくために必要なトリガー)はあると思うので、気づいたらここに追記します。